昨日は午後に仕事を終えてから新宿に移動して、懇意にしてくださっている商店街の方と飲みながらお話することになっていました。仕事打ち合わせが終わって霞ヶ関を出たのが、午後4時30分。新宿には5時前には到着していたので、大学院の課題として出ている「失われなかった10年」を読んで少し時間を潰していました。それでもまだ時間があったので、新宿駅を移動していると有料トイレに気づきました。以前から気にはなっていたのですが、使うタイミングがなかったのですが、どんなものかと思って入りました。(気に入ればお金入れてください、というチップ制トイレには何度か入ったのですが)1回100円という結構高い金額ですが、入金すると自動ドアが開いて内部はいたって普通でした。最近は駅のトイレも全般的にキレイになっているので、ほとんど同じですね。ただ個室の1つが壊れていたりしていたので、有料なのでもう少ししっかりと管理してもらいたいと感じます。
 海外では有料トイレは一般的ですが、日本の場合にはやはり治安面でもそれほどまだトイレが危険だというエリアも少ないですし、全般的にキレイなので有料と無料との差をいかに出すか、というのは難しいところですね。差別化が利いているのは、改札に近い立地や空いていることかもしれません。ただし、ネットで調べるとバリアフリーという観点ではかなり優れているようですね。


■新宿駅JR東口近くにある有料トイレ

 その後、待ち合わせ時間になり合流してからぼちぼち新宿三丁目周辺に移動していたら、大変混雑している立ち飲み屋に遭遇。昭和レトロ調の店舗で、客層はほとんど20代から30代、しかも男女比は5:5位。立ち飲み屋というと戦後のバラックのようなところで、日雇い労働者がなけなしの金で飲んでいる、というイメージがありましたが、全く違うものだと痛感。最近流行っている立ち飲み屋というのは、パブやバーに近い場所なのだと感じさせられました。どっと腰をすえて飲むのではなく、仕事帰りにオンとオフを切り替えるスイッチとして軽く仲間と酒を飲み交わし、それぞれが自分のペースで「じゃ!」といって帰ることもできる、そんな感じのところでもありました。時間はないけど、軽く飲んで帰りたいときには素晴らしくよいですね。海外とかだと駅に直結した色々なバーがありますが、日本ではまだまだ少ない。今のエキナカビジネスの今後の展開としては居酒屋とかではなく、仕事帰りに軽く飲んで帰れる立ち飲み屋をオフィス街の駅とかに出てくるのではないかな、と予感させられました。もう既にありますかね。


■ここ数年流行の立ち飲み屋

<<資 料>>
-有料トイレ
□生まれて初めて有料トイレに入ってみた
□有料トイレ潜入レポート
□JR東京駅八重洲北口のバリアフリー「有料トイレ」と音声案内
□白倉正子の世界トイレあれこれ
-立ち飲み屋関連
□「立ち飲み屋」立ち飲み研究会
□次に流行る!2004年