近年、首都圏では都市交通施設の商業化こそ進むモノの、その他の施策とかがなかなかなかったように感じます。フレックスタイム制の導入などでかつて程ではないとはいえ相変わらず、通勤時間の混雑は発生しています。

東京メトロが民営化された後には、色々とファシリティー面での改善(例えばトイレ、エレベータ整備など)が進みました。が、その通勤に関するキャンペーンが始まるようです。早起きして、SuiCa/PASMOでタッチ。その回数に応じてギフトカードがもらえるものです。
少し早起きすれば、ちょっとしたリッチな朝食食べられるくらいのお金にはなるようなので、これはいいな、と。
地方都市でもパークアンドライド事業などが行われていますが、このような分散化を進めるようなインセンティヴを設けるのもいいな、と思いますね。

■東西線でPASMOを使った早起き通勤キャンペーン

また地方銀行の地域活性化策を金融庁が評価するようになるようですね。融資制度や債権の株式化、企業再生ファンドの創設などを推進したいようですね。また成果を上げた制度を他地域にも広げるということですが、個人的には中小企業振興には単に資金的課題だけでなく、やはりそのお金を回していく地域側のビジネスが主役なので、そちらをどうにかしないといけないな、と思いますね。

資金は当然ながら、資金だけで不十分なところをいかに埋めるか、という方がより地域活性化に寄与する地銀の姿として適切ではないか、と考えます。メガバンクとも、近年の市民バンクとも異なる、地銀という規模と地域性があるからこそ可能な地域に根付いた事業に期待したいですね。

■地域活性策を評価・顕彰へ=地銀間の競争促す-金融庁