今日は少しドタバタしていてブログ更新が遅くなりました。

軽めの話題ということで、楽天womanで全国チェーン(スーパーや生協店舗など)の安値情報が無料で提供されることとなりました。

■毎日特売(楽天woman)


これまでも有料ではあったものの完全無料サービスとしては初めてです。日々チラシに目をこらす主婦と可能な限り目玉としつつもお客さんにはもっと利益率の高い商品を買ってもらいたい店舗側との争いがさらに激化しそうです。

ITの普及は本当は情報格差があった方が企業側には得策になるようなマーケティング活動も無力化するようなところもあります。「kakaku.com」というサイトも従来の店舗間の価格差を全国区で比較検討し、さらに商品情報まで手に入れることができるようになりました。「@cosme」なんかも同じですね。消費者が互いにリコメンドして最適な店舗を選択し、購買するようになってきています。
だんだんとネット活用世代も年齢を重ねてきて、30代あたりまでは完全に男女問わずネットでの購入経験がある方が多いかと思われます。

インターネットの普及は小売りのあり方そのものを変えなくてはならなくなることが徐々に現実的になってきている感じがしますね。単にオンラインショップに留まらない情報の流れは、地域内で閉じこもっているだけで勝てる時代ではないことを痛感させられます。

■追伸
年始に簡単にまとめた商店街における決済事業に関する論文が、消費者金融サービス研究振興協会が主催する論文賞で奨励賞を受賞しました。短編にも関わらず評価を頂いて何よりです。