世の中学生さんは夏休みということで、読書シリーズをもう1つ。
先日、「まちづくりで起業したい!と思っている人が読むべき10の本」について書きましたが、今日は「考える癖」をつける、5つの本をご紹介。

やはりまちづくりでいつも感じるのは「自分の勝手な感情」をもとにした取組みを互いに議論しあって、めちゃくちゃになってしまう問題です。論拠をもった理論展開ができない、さらにはまちで発生している課題が「なぜ起きているのか」を理解できないままに議論するので、個人対立を生むだけで課題解決に全く近づかないことが沢山あります。

なので、まちづくりに関わる前に必要なのは、「考える癖」です。
能力ではなく、癖です。レストランにいったときも、カフェにいったときも、トイレに入った時でさえ考える癖を身につけると、一つ一つの物事がなぜそうなっているのかということを考えたりすることになります。この蓄積が議論の場でも実践の場でも有効に働きます。

さらに、これは大学のレポート作成においても、就職活動においても、もちろん仕事をする時にでも、いつの時にでも必要になる癖だと思います。

ということで、まちに出る前に以下の5冊は読みましょう。

【自分のアタマで考える癖をつける】
 

ブロガーのChikirinさんが書いている、「自分のアタマで考えよう」。
何事も自分のアタマで考えようというテーマを一貫しているchikirinさんの思考術を書いた、簡単に読みきれる一冊です。本当にあっという間に読めるブログのような短編コラム形式でまとまっていますので、まずはこれを読んでみましょう。


【常に原因と結果を考える癖を付ける】


 

これは王道で、いつも僕がオススメするもので、起業前にも読んでほしいと先日書いた一冊。
何事にも「原因」と「結果」があり、これを見分けるための原理原則を教えてくれるので、様々な地域課題と向きあった時に「何が原因なのだろうか」を考える癖がつきます。

ごちゃごちゃに情報を把握するのではなく、原因と結果を徹底的に意識してやるための基礎能力を身につけるために最適。


【複数の切り口で考える癖をつける】


 

論理的に考える方法を少しずつ見についてくると、「一つの見方」に偏ることもあります。
だから、様々な視点から物事を捉えて考えるということも有意義だったりします。一つの課題にも、いくつかの見方によって見え方が変わったり、解決方法のアプローチも変化したりします。

このような複数の見方で論理的に考えたり、その方法を評価したりといったような複眼的思考法を身につけるための一冊。


【データを見分け、活用する癖をつける】
 

世の中には沢山の数字があふれています。
何か物事を考える際にデータは大切ですが、世の中にはウソのデータもあります。新聞やレポートなど多数の情報の中にもウソの数字が平然と使われていたりします。
そのような世の中に氾濫しているウソの数字を見分け、自分が考えるときに有効な数字の捉え方を身につけることができる一冊。


【自分で考え、さらにまとめる癖をつける】
 

最後はロジカルシンキングの王道の一冊。これまでよりは少し難易度高まりますが、マッキンゼーの教育訓練とかで採用されている、物事を論理的に整理し、それを皆が理解できるようにまとめる内容が書かれている。
日本語訳が微妙ではあるのですが、最後はこれを読んでみると、これまで読んできた内容をさらに深めたり、具体的に物事をどう考え、最後にアウトプットとしてまとめるか、わかるようになる一冊。

--

開始一ヶ月で世界5カ国100人以上のまちづくり人材が購読。
大学の教科書としても採用されている、

毎週木曜配信「エリア・イノベーション・レビュー」のお申込みはこちら。