経営からの地域再生・都市再生

木下が地域再生・都市再生を事業対象として、研究対象として取り扱う中で、有益な情報を発信するために10年以上に渡り継続しているブログです。主として、経営を軸に地域や都市を捉えた記事を書いています。

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まちを1つの会社とみたてて経営する。新たな時代に向けた、都市経営のあり方を探ります。

更新情報

今年、増田寛也氏の「消滅可能性都市」のレポートが世間を騒がしています。中央公論新社からも「地方消滅」なるセンセーショナルな新書本が、出されたそうです。しかしながら、この論自体が大変乱暴な意見であると共に、その処方箋そのものは極めて危険である。ますます地方
『消滅可能性都市のウソ。消えるのは、地方ではなく「地方自治体」である。 (No.1016)』の画像

都市系の分野でも歴代いくらでも本はあるわけですが、都市の発展やマネジメントみたいな視点から皆で読んで議論する一筋の流れがある5冊を紹介します。これらを読んだ上で一定の都市というものの存在、それに必要とされる経済・経営的要素について議論するのは結構面白いと思
『都市経済とその競争を理解する上で有効な5冊 (No.1015)』の画像

地域活性化分野では常にあらゆる局面で「勉強させてもらいます」という人が出現します。 基本的にこの手の人は常に受け身です。こうしたらどうかという話をすると素直に「そうですね、じゃあそうします」という話が出ますが、自分から「こうしていきますね」とい
『勉強させて頂きます、という傲慢。 (No.1013)』の画像

最近、東京も地方も関係なく新しい価値の提供をされている方々は、マーケットの捉え方がそもそも従来と違うなと感じています。 というのも先日リノベーションスクールで改めてお話していて、この市場の捉え方は「針の穴マーケティング(ピンホールマーケティング)」だなと思
『「針の穴マーケティング(ピンホールマーケティング・pinhole marketing)」 で攻めろ。 (No.1012)』の画像

地域衰退の際に「最後は移住すればいい」という考えがありますし、実際に衰退地域からは仕事しなくては生活が成立しない若い人ほどどんどん移住をしていきます。今後は移住すればいいではなく、生活環境を維持できる範囲が限定的になり、「移住せざるをえない」という状況も
『ずーっと同じ地域に暮らす人が7割。 (No.1010)』の画像

先日、「地方の時代」「農村の時代」といった言葉を中心にアジテートする議論の場に出くわし、大変違和感を覚えました。数人・数十人の若者が移住した、という話は勿論大歓迎すべき話ではありますが、それだけでもう大都市が終焉し、地方や農村に人々がかえる、なんてことは
『それでも都市化は進む (No.1009)』の画像

成功事例の活かし方は、単純で、そのプロセスの徹底的なまでの模倣にある。結果を模倣するのは全くもって言外。 ◯真似るべきはプロセス 自分も15年間の中でも幸いにして機会に恵まれて、15年前は早稲田商店会で、その後も熊本をはじめ地方でも仲間と実践してきた新しい事
『成功事例はなぜ再現されないのか。 (No.1008)』の画像

「補助金がないと事業ができない」という人は昔からいました。しかしながら、最近ではその様子が変わってきています。 補助事業を行う際の自己負担分、つまり事業費の2/3を補助してくれるにしても、1/3の資金は自分たちで負担するわけですが(ま、"補助"事業なんだから当たり
『消化もされない、補助率100%の補助金事業 (No.1007)』の画像

先月、国交省と経産省主催のセミナーで公民連携事業機構のご紹介をしに岐阜に久々にお邪魔しました。 その時に10年来の友人であるG-Netの秋元くんと飲んだのです。ちょうど先月、早稲田学報という早稲田大学OB雑誌に彼とネット対談しまして、その簡単な打ち上げ兼ねた飲み会
『事業をダメにする、支援者と被支援者の相互依存 (No.1006)』の画像

最近きた依頼で一番、考えさせられたのが 「二度と呼ばれないようなお話をお願いします」 というご依頼でした。 こりゃ大変インパクトのあるご依頼なんですが、結構的確だなーと思うんですよね。 地域での問題って大抵は地域内に問題があるわけです。けど、そんなこと地
『「二度と呼ばれない講演」 (No.1005)』の画像

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